河川が短く雨が少ない

千葉県には県境の江戸川、利根川以外の大きな河川はなく
南房総地域においては全長10km以下の河川でがほとんです
河口のサンドバーを形成するには河川は短すぎるし、
中流域には農業、生活用水用にダムがあり
1月位から堰き止められます
河口付近の地形に影響がある程の水量は流れていません
生活用水が少し流れている程度です。
また、この地区は梅雨時期でも雨量は多くなく
大雨は9〜10月の台風が直撃する時期しかありません。

ダムが放流される時がある

9月に入ると農業用用水も使用量が減り
台風が近づくと、事前に防災無線でダムの放流を周知する事があります。
河口付近は打ち上げられた砂が
河口を堰きとめる程に積もっている事が多く
サンドバーを形成する量は十分にあります。
今回はダムの修理のため5月ではありますが放流されました。
放流によりどの様に地形が変わるのか
当日の状況を動画にて変化をお楽しみください。

南房総市 和田地区 三原川 (白渚サーフ橋付近)
放流前

南房総市 和田地区 三原川中流 小向ダム
放流

南房総市 和田地区 三原川 (白渚サーフ橋付近)
放流後

河口にサンドバーが一時的に形成されるものの
何日も大量な雨水がに流れる訳ではないので
地形は10日程で消滅してしまう事が殆どです