サーフボードの厚さを計測するのに
ものさしでは測れないし
掴んで、厚いな、薄いな
という感覚であったり
ディメンションで判断したりしますよね
では厚さを測るものは作れないかと考え
今回は自作でシクネスゲージを作ることにしました。



サーフボードの幅は
40センチ後半から50センチ中ぐらいまで
センターで計測するとしても
腕の長さは30センチぐらいは欲しいです

計測機器の購入を考えると
腕が長くなるほど
金額は高くなり
30センチの腕だと
だいたい10万円程度はします。
腕が長くなればなるほど
誤差が出るので高くなるのですね

シクネスゲージは
以前から購入しようか迷っていましたが
たまに使う道具に
ちょっと10万円の出費は考えものです
0.01mmの精度を必要としているのではないので
1mm程度の誤差ならば
作っちゃえば早いんじゃない!

考えて、ノギスを二つスライド出来るようにすれば
いいんじゃない!
直角が動かない様にすればいい
スライド式で
鉄鋼を工作する道具はないので
木工で作るしかない



適当な幅の端材が有ったので
これを材料にします
幅45×15mm これ胴縁って言うのかな
工場を作りかえる時に巾木として
使ったものが有ったので新規に購入せず
代用します
センターにトリマで6mmの溝を2本空けます
その後2箇所ボルトでスライド式にすれば
計測するにあたって
ずれることが少なくなるので
誤差が小さくなるはずです



そして、直角を保持できる様に
両端にホゾを削って直角を測り
木工用ボンドで接着しボルト3点どめ



サーフボードのボトム形状は
Vee、コンケイブもあるので
下側の腕は曲線状に削りました



半日で作れました
ボルトとネジの購入費300円
実寸の厚さを測ったとこと
1mm以内の誤差で計測できました

無い道具は作るしかない!
そんな事が新たな思いつき
新しいボードを作るヒラメキつなっている様な
気がします