ファイヤーワイヤーのティンバーテックですが
数年使うと木材の状態も変わり
油分が抜けるのか、スカスカ、バリバリになってしまします



表面のエポキシコートは樹脂の厚さがないのか
傷みやすいようですね

さて、今回はお客様の要望で
エポキシ樹脂カラー4oz×両面で
巻いてほしいとの事です

状態は殆ど表面のコートがなくなり
表面の木材はスカスカになって
水を吸っちゃう位です
重量はかなり軽いので
4ozで両面巻いてコートしても
PUボード程度で上がりそうです
長くボードを使用するなら
このレストア再生は
かなり有効な手段だと思います



先ずは、全体をサンディング
表面に貼ってある木材は
1.5mm程度しかないので
削りすぎ厳禁
樹脂の食いが良くなる程度で
傷が取れる程度です

カラーを合わせラミネート
フォームではないので
どの位色が入るかを想像しながら
調色です少し濃いめでしょうか



オーバーラップした部分が
色が濃くなるようにと思ったのですが
同じ色で巻くと境が濃くならないですね
最初のボトムのラミネート樹脂は
同色で倍ぐらい濃い色で
巻いたほうが良かったかもしれません



フィンボックスの部分も
巻いてしまうと後巻きの感が出てしまうので
その部分はマスキングして
ボックス部分のみ再度クリアで仕上げました

細かい部分ですが
このような手間が仕上の良さを
左右するんですよね

結果、ティンバーテックは
ショート、ロングに拘らず
再ラミネートは有効な再生手段だと思います



今回は大2枚